先週の笑点の前座の時間が、真打昇進口上だった。
要は新人紹介。
師匠が自分の弟子をよろしくと皮肉を交えながら紹介する。(笑いが多かった。)
お弟子さんはお弟子さん、人によって弱気であったり、師匠の皮肉を返す
ような挨拶をする。(笑いは少なかった。)
この儀式を終えるとお弟子さんが新たな師匠となり、真の表舞台へと立つ。
この師匠とお弟子さんの同じ舞台に立ってのやりとりがなんかいいなーと
10分間真剣に見てしまった。もちろん、水面下では利害関係や真打の順
序など様々な問題があるだろうけど、そんなことは感じさせない、とても気
持ちのいいものだった。
タレントが始めてテレビに出る時、なんのきっかけもなく出てくる。編集などで、
新人とはとても思わせないように見せることもしばしば。番組から歌を出して、
歌手デビューさせようものなら、利益丸出し。(ヘキサゴン〇か、はねトビ〇とか)
結論としては、エンターテイメントに水面下の動きを見せてはいけない。
利益出さなきゃいけないのは百も承知だけど、にしても客をバカにしちゃ
いけない。
両方とも括りとしては芸能人なのにとても腹が立った、そんな朝方でした。
でも基本的にテレビは好き。
番外1
だからフォーク好きなのかも。フォークジャンボリーの頃は、出たい人は
うまかろうが下手だろうが出れたし、下手でも真に迫るように人もいっぱい
いたし。
番外2
客の立場で「客は神様」と使うのは間違いなのは知ってるけど、使いたかった。
結局使わなかったけど。だって完全に客なめてるもん。